法人設立の趣意

【 社会福祉法人 藻岩この実会 設立の趣意 】

私たち社会福祉法人藻岩この実会が拠点を構える藻岩地区(札幌市南区)は、高齢化率が40%超え、我が国のありとあらゆる高齢者問題を垣間見ることができる地域です。それ故に地域町内会や商店街は地域住民が安心して暮らせるよう、地域づくりを積極的に推し進めております。地域全体が対象者を高齢者に限定せず、就学前児、学齢児の他、生活保護家庭、障害のある方が住んでいる世帯まで幅広く応えようとする地域連携や福祉力があります。

私たちの法人の前身である社会福祉法人札幌この実会は、『誰もが地域で一人の市民として暮らす』という理念の下に、藻岩地区を拠点とした「北の沢デイセンター」(平成元年)を開設し、次いで第2この実寮やグループホーム等の施設や福祉事業の整備と展開をしてまいりました。私たちはその理念によって築かれてきた地域との協力関係や信頼関係を引き継ぎながらも、時代や地域の求めに応じながら柔軟に地域福祉に貢献するべきと考えます。

私たちは今日求められている障がい福祉において、障がい種別や年齢、性別等を重要視する時代は当に過ぎ去り、障がいのある人の暮らし方は、生活上の困難さに対する支援にシフトしていると捉えています。そこには、地域住民の方々の福祉ニーズと障がいのある人の福祉ニーズに大きな隔たりは無く、私たちが地域で展開する福祉事業は福祉の根本的な考えである『人としての幸せ』を追求することにあると考えています。つまり、地域とともに歩み、育つことは社会福祉法人の原点である公益性を高めることに繋がります。

この度、私たちは障がい福祉で培ってきた経験と実績を活かしながら、地域の障がい福祉を基軸とした地域住民の暮らしの支援を行います。相談支援業務や児童発達支援、障がい者就労や就労からリタイヤした人たちの暮らし等、地域に住まう方々と共に人に優しいまちづくりができる社会福祉法人の運営をめざします。

 

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